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9月議会最終日① ごみの有料化について

2014年09月26日(金)22:03 著者:永田まりな
カテゴリ:今日の出来事
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9月議会が閉会しました。

今議会は通常の常任委員会のほかに決算委員会・廃棄物などもあり

また、ごみの有料化について、職員給与新制度に関する条例の修正案提出など
市民生活に直結する重要案件が多い議会となりました。

まず、ごみの有料化に関する
議案第58号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について(6月議会において条例は可決されたものの補正予算が審議されなかったため施行日を1月15日→4月1日に変更したもの)
補正予算第17号鎌倉市一般会計補正予算(第三号)

については賛成多数で可決されました。

これにより、鎌倉市では平成27年4月1日より有料化が施行されることとなりました。

私たち会派は昨年から一貫して有料化に賛成の立場をとっています。
これに関しては以前より議会やこのブログ、会派新聞などでも考え方を述べてきましたが、

まず鎌倉市ではこれまで市民の皆様のご協力のもと、ごみ減量・資源化に取り組み、
ごみ焼却量の削減に大きな成果を出してきました。
市民の皆様のご協力があって、これまでの実績があることを念頭に置いておかなければなりません。

それを踏まえ以下の三点を賛成理由にあげます。

①これまでの鎌倉市のごみ行政の変遷があり、今直面している大きな課題は平成27年3月末をもって今泉クリーンセンターでの焼却が停止となり名越クリーンセンター1炉での焼却となることです。
これにより現行の3万トンを超えたごみの焼却はできなくなり現在焼却しているごみの量が約3万6000トンであることから必然的に約6000トンの減量が求められます。
これまでも議論がなされ市としても様々な対応策を模索してきたところでありますが他市事例の検証をし、約8~14%の削減効果が見込めること、またこれまでの議論を白紙にすることは、この先の減量策において有効な対案が出されていない点からも避けなければいけない点

②負担の公平性の面

③また個人的には現在の議論が焼却炉停止による削減量を達成することが主になっていることに疑問を感じています。
もちろん、現在の鎌倉市のおかれている状況を鑑みれば焼却炉一炉になるための削減はしていかなくてはいけません。しかし、有料化の先に見据えているのは、焼却炉に係らずごみ減量そのものなのではないでしょうか。これは鎌倉市にだけ言えることではなく、地球規模でこの先も取り組んでいかなくてはいけないことだと考えています。
未来のためにもごみの発生抑制こそ継続して取り組んでいかなくてはいけません。
ごみ発生抑制に最も有効な施策が有料化だと考えています。

以上の三点から、有料化に踏み切ることを賛成しました。

 

 


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初めまして! 鎌倉生まれ鎌倉育ちの永田まりなです。日々鎌倉で過ごして感じること、思うこと、これからのこと、そしてプライベートのことも… 少しずつ綴っていきますのでお付き合いください。
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