2015年04月09日(木)18:26 著者:永田まりな
カテゴリ:今日の出来事
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鎌倉市公共施設再編計画が配布されました。
これまでも触れてきたように鎌倉市の公共施設は大規模開発が進んだ昭和30〜40年代に大整備が行われ、現在老朽化が進んでいて今後、維持管理・建て替えなどの費用の増大が見込まれています。
少子高齢化は進み人口減少が進む約20年後には現在の経費を維持した場合は現在の公共施設の約65%の圧縮が、また、現在の施設をそのまま保有した場合は一人当たり約2.8倍の負担額になると試算されています。
つまり公共施設の再編は不可避なものである、ということです。
私は、公共施設再編は新たなチャンスだと捉えています。
再編、財政難、削減と聞くとどうしてもマイナスイメージが先行してしまいがちですが、そうではなく、公共サービスの質は落とさず新たな公共施設の在り方を構築する、新たなまちづくりのスタートであるべきです。
複合化もその一つ、民営化もその一つ。もちろん、すべてそうするのではなく、要所要所のニーズに合わせていく。
お金ではなく頭を使うまちづくりをしていくチャンスです。
鎌倉市から日本の、世界の、新しい公共サービスを提案していくチャンスです!
これまでも鎌倉市主催で、説明会、意見募集、ワークショップ、シンポジウムを開催してきましたが、正直参加者は少ないことも多く、まだ公共施設再編、ということは浸透していないと考えます。また具体的な事案が進まないとぴんとこないことも多いのではないでしょうか。
議会に報告があった際、また私自身が提案をする際、皆さんにご報告しますので、これからもご意見よろしくお願いします!
公共施設再編計画は以下でご覧いただけます。また紙ベースでもお買い求めいただけます。
まずは現状の鎌倉市の考えを知ることから始めてみませんか?
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kei…/saihenkeikaku.html