神奈川県議会議員 永田まりな Marina Nagata

Marina Nagata Official Website

| newspaper | contact | twitter |

神奈川県議会議員 永田まりな Marina Nagata

BLOG 活動の記録とお知らせ

建設常任委員会視察

2018年11月01日(木)23:29 著者:永田まりな
カテゴリ:活動
タグ:永田まりな/視察/鎌倉市議会/鎌倉市議会議員/

建設常任委員会の視察で
山形、秋田に行ってきました。

1日目はは山形にて中心地街活性化計画について勉強し、
45003802_2228878040467991_7185734440897740800_n45097826_2228878087134653_5255470529124499456_n

2日目は秋田県横手市
横手駅東口第1地区第1種市街地再開発事業について勉強してきました。

市役所にて説明を受けたあと
再開発事業の公共施設棟としてオープンした
Y2(ワイワイ)ぷらざも見学させていただきました。45026510_2230768816945580_8187520976980803584_n45052749_2230768826945579_7705476997551489024_n45013182_2230768886945573_3137116431657730048_n
市民活動施設や地域、観光情報コーナー
また
未就学児を含む子供たちの遊びの場を完備した児童センターのある子育てフロア、健康をテーマとしたトレーニングフロアも充実
特に子育てフロアは広くとられていていいなぁと感じました。

おまけ
かまくら体験45054126_2230768896945572_383613241789513728_n

建設常任委員会女性陣で

詳細は

1 山形市中心市街地活性化基本計画について及び旅篭町にぎわい拠点
guraについて(山形市)
山形市では平成12年以降大型店の撤退、隣接する仙台市への買い物客の流出傾向もあり小売業の売上額、歩行者通行量の減少という課題を抱えていた。そこで平成20〜26年に第1期山形市中心市街地活性化基本計画を策定し、「街なか観光」・「イベント」による賑わいの創出、人の温もりを中心部に誘導する「街なか居住」、特色ある商業の振興という3つの基本方針の下、81の事業を計画(現在76事業(93.8%)が完了、または着手済み)した。その後、歩行者通行量、中心市街地の居住人口、観光客の入込数などの検証、市民、来街者の意識・ニーズ調査などを行い、人口減少社会を見据えた誘客の推進、来街者を歩行者・自転車通行量につなげるための事業の展開、空き店舗の解消を今後の課題とし、平成26〜32年3月までの第2期山形市中心市街地活性化基本計画を策定、1賑わい拠点の創出、2商業の魅力の向上、3街なか観光交流人口の増加という3つの目標を定め現在事業を展開している。今回はその中で、今年3月にオープンした市に寄贈された「旧木村邸」の土地建物を活用し、山形の「食」「デザイン」「人」が集まる「まちなかの居場所」複合施設「gura」を視察した。モダンなデザイン性は人目をひくものであり、ガーデンウエディングも行われるなど、その活用法も利用者のニーズに柔軟に対応している。今回の視察からは街を活性化したいという共通課題意識を市と市民が持てるかが多くの事業を進めることができる重要なポイントだと感じた。

2 横手駅東口第一地区第一種市街地再開発事業について(横手市)
横手駅東口側地区では空きビル、空き店舗、また大型の総合病院の撤退による跡地利用などによるいわゆる空洞化が課題であり再開発事業を求める声も多く、平成15年に国の都市再生モデル事業になったことにより市街地再開発事業に道筋を立てていった。事業方式は第1種市街地再開発事業(組合施行による権利変換方式)であった。A~Fの事業区域にはそれぞれ公共施設棟、高齢者住宅棟、集合住宅棟、商業施設棟、バスターミナル棟、銀行棟が整備された。工事完了公告は平成23年3月1日であった。財政負担は国の市街地再開発事業等補助要綱(当時)に基づく補助が可能であり、秋田県も支援に積極的であったことから補助の限度である国1/3、県1/6、市1/6の事業支援を実施した。(事業区域内に公共施設を配置したことによる増床負担金、公共施設管理者負担金の支出は別途あり)このため再開発総事業費63億円のうち市の支出は18.42億円であった。今回はその中で公共施設棟であるY2ぷらざを視察した。市民活動施設(集会室や防音設備の集会室も完備)や地域、観光情報コーナー、未就学児を含む子供たちの遊びの場を完備した児童センターのある子育てフロア、トレーニングフロアも充実していた。今回の視察からは、事業方式、補助金の確保について考えさせられた。2.1haの開発でありながら市の支出が18.42億円であることは大成功と言えると思うが、その一方で順調に開発されたと見える横手市においても地権者との合意を含め、計画開始から完了まで約13年かかっているところに再開発事業の難しさも感じた。


プロフィール

神奈川県議会議員 永田まりな

神奈川県議会議員 永田まりな
初めまして! 鎌倉生まれ鎌倉育ちの永田まりなです。日々鎌倉で過ごして感じること、思うこと、これからのこと、そしてプライベートのことも… 少しずつ綴っていきますのでお付き合いください。
» プロフィールの詳細はこちら

テーマ

ブログ内検索

アーカイブ

page-top