神奈川県議会議員 永田まりな Marina Nagata

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2021年06月08日(火)11:46 著者:永田まりな
カテゴリ:未分類
タグ:新型コロナウイルス/永田まりな/永田磨梨奈/神奈川県の取り組み/神奈川県議会議員/鎌倉人/鎌倉市/

昨日から今朝にかけてはまん延防止等重点措置区域の拡大と期間延長(6/1~6/20)に伴い
時短要請をする飲食店等、大規模施設等への協力金に係る補正予算約507億円が必要となったため本会議が開かれ、先程4:15に採決まで全て終わり延会しました。

協力金第11弾については
・下限額が4→3万円になった点
・平塚、小田原、秦野の3市が追加された点
が大きな変更点となります。

詳細は

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jf2/coronavirus/kyoryokukin_11th.html

各委員会においてこの時間まで議論を積み重ねてきましたが、我が会派の賛成討論を掲載いたします。

県庁から見た朝陽。美しかった、、。

定県第63号議案「令和3年度神奈川県一般会計補正予算(第5号)」に対し、所管常任委員会における審議ならびに審査結果を踏まえ、討論を行います

国は、5月31日までとしていた、本県を対象とした「まん延防止等重点措置」の期間を、6月20日まで延長することとしました
そこで県は、これまで17市町を対象としていた「まん延防止等重点措置区域」に、平塚市、小田原市、秦野市の3市を新たに加え、6月1日から20市町に拡大することとしました
5月31日で解除されるのではと期待していた県民・事業者は、再びのエリア拡大、期間延長になり、先が見えない状況に不満や不安の声をあげています
その不満や不安は、どうしてエリアが拡大されたのか?どうして期間が延長なのか?という疑問であります
県全体としての解除の考え方について、一週間あたりの新規感染者数が197人以下になることや、病床使用率が低下することなどを含めた、6つの指標が、ステージⅡになり、一都三県の状況を踏まえ、解除があり得るとの説明があり、市町村単位での解除については、難しいが、一定のエリアの指標がステージⅡ以下になれば、エリアごとの部分解除もあり得るとのことでした
そのうえで、県は、県民・事業者に対し、「希望が持てる出口戦略」を知事自らが記者会見等で、分かりやすく発信していくことを強く求めます

次に、県の取組である、マスク飲食実施店認証を受けた店舗に対しては、より実効性を高めるための「インセンティブ」を検討することを求めます

次に、今回の補正予算で計上された「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第11弾)」は、飲食店等や大規模施設等を対象とした第10弾の要請対象施設に対する、措置期間の延長と、措置区域の拡大に伴うものです
但し、今回の協力金第11弾は、飲食店等における、措置区域内の下限額について、第10弾で、4万円を維持するために、加算していた国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(事業者支援分)を幅広い事業者支援に当てるため、上乗せをやめ、4万円から3万円となりました
また、措置区域の協力金が3万円になったことは、事業者の皆様の、ご理解をいただくことが大変困難であると考えます。特に、新たに加わった3市の事業者からは、「納得できない」という厳しい声も受けておりますので、より丁寧な説明を強く求めます
我々も、議会の一員として、地元での説明責任を果たす必要があることから、明確な根拠を示すべきと、強く指摘しておきます

時短要請や酒類の提供停止要請により、酒類販売事業者をはじめ、飲食店以外の事業者も大変厳しい状況となっています
国の月次支援金についても、要件が厳しい、という声も多く届いており、わが会派からは、要件を緩和し、幅広い事業者への支援を検討することを求めてきました
その結果、我々の質疑に対し「酒類販売事業者への上乗せと横出し支援をする」という答弁とともに、その他の業種についても月次支援金の上乗せや、国の支援から外れた事業者に対しても県が何らかの支援を検討するとのことでありました
これらを、6月補正予算において、明らかにし、県内全体の幅広い業種の事業者に寄り添う支援することを強く求めます

協力金については、“もう限界で”と、悲痛な叫びを耳にします
先が見えない状況に店舗を継続する資金が厳しく、また精神的にもやる気を失いかけている状況があり、今後は倒産件数の増加も懸念されます
切れ目のない支援を続けるためにも、協力金の支給が遅れている現状を改善し、迅速な支給体制に切り替えることを求めます

最後に、長期化している「新型コロナウイルス感染症拡大防止対策」ですが、なぜ飲食店や事業者等に時短要請や酒類の提供停止など様々な感染防止対策をお願いしているのか
それは、県民の命を守り、神奈川県の医療崩壊を招かないという原点を、忘れてはなりません
20日で一斉解除とするためにも、今一度、県民総ぐるみで、「新規感染者を一人でも減らす」という意識を共有できるよう、強い覚悟を持って、取り組む必要があります。また、その課題解決においては、いち早く、議会に提案し、議論を重ねる場をしっかりと設けることを強く求めます
以上、意見・要望を申し上げ、所管常任委員会の審査結果報告の通り、賛成することを表明し、討論を終わります


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神奈川県議会議員 永田まりな
初めまして! 鎌倉生まれ鎌倉育ちの永田まりなです。日々鎌倉で過ごして感じること、思うこと、これからのこと、そしてプライベートのことも… 少しずつ綴っていきますのでお付き合いください。
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