2013年10月18日(金)22:53 著者:永田まりな
カテゴリ:今日の出来事
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今日は質疑の途中で、資料請求、外部機関、他自治体への問い合わせが必要な質問が出たため延会。
議論(協議会)の途中ですので私見は控えさせていただきますが
鎌倉市では、インターネット(ホームページやfacebook)を活用し、鎌倉の名品・特産品・イベント等を紹介・販売する通信販売サイト「鎌倉sg」のオープンに向けて、現在、準備作業を進めています。
この事業について市民の方々が不安に感じる様な報道(武雄市に対する住民訴訟)がありましたので、私の事業に対する想いと、考え方について書きます。…
この仕組みは、市がサイト運営を行い、ホームページとfacebookを連動させ、商品等を販売するものです。
fecebookを活用することで、出品する商品等への生産者の想い、商品等にまつわるストーリー、背景などを広くお伝えすることが可能となり、商品への関心と共に、鎌倉への愛着をも抱いていただけるものと思っています。
この事業は、佐賀県武雄市からスタートしたもので、既に16の自治体で進められていますが、鎌倉市においては「鎌倉sg」の運営を通じて、地域経済の活性化、市内事業者の支援・育成だけではなく、雇用の創出、若年層の定住促進にも繋げていきたいと思っています。
また、出店料がかからない、受注・決済・配送のシステムが構築された手軽な仕組みを提供することで、小規模な事業者の方やインターネットに不慣れな方々の出店機会(販路拡大)にも繋げていきたいと思っています。
鎌倉市役所がこの様な事業に取組むことで、職員が市内の生産者の方々、商業者の方々をはじめとする様々な事業者の方々と触れ合い、共同で事業を進めるという新しい産業振興のスタイルを創っていきたいとの想いもあり、実施しているものです。
この事業は、鎌倉のさらなる魅力創出、ブランディングを目指していくものであり、事業を行うことで鎌倉のブランドイメージを損なうようなことはもちろん、出店者の方々のブランドや信用を損なうことは、決してあってはならないと思っております。このことを第一に考え事業を進めてまいります。
今回の事案は、本市が契約を締結した後のことで、現時点では、武雄市に対し住民訴訟が提起されたという報道がされている段階です(武雄市も訴状を確認できていない状況の様です)。このため、本市の対応としては、契約に基づき、魅力的なサイトとなるよう準備に注力してまいります。
もちろん、契約先の企業連合へ情報提供を求めるとともに、他の実施自治体の情報なども収集し、しっかりと経過を見守り、必要な対応をとっていきたいと考えています。
市として最も重要なのは、この事業を進めていくことであり、当然のことではありますが、契約書には、これを担保するための条項を設けています。
いずれにしましても、市民や事業者の皆様にとって有意義なものとなるよう事業の推進に取り組んでまいります。
皆様のご理解、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
(毎日新聞)http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20131009ddlk14040221000c.html
(自治体運営型通信販売サイト「KAMAKURAsg」)
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/seisaku-souzou/kamakurasg.html