2014年05月07日(水)11:44 著者:永田まりな
カテゴリ:活動
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少し遅れてしまいました。
5月1日号の議会だよりに掲載されております、
平成26年度予算案についての会派意見をこちらにも掲載いたします。
代表質問をさせていただいたので
この原稿も私が担当させていただきました。
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住んで良かった街『鎌倉』へ、今やるべきこと
平成26年度は財源不足により前倒しされた『次期基本計画』の前期実施計画の開始年度となります。これは『持続可能な都市経営をこれまで以上に推進するための計画の前倒し』であります。
鎌夢会では予算案に対して賛成の立場から、その理念に対し重要性と緊急性を踏まえた施策の選択と集中が成りえているかを検証しました。
○安全な生活の基盤づくり
平成26年度の一般会計予算は安全な生活の基盤づくり対策の分野において防災を中心に危機管理の充実に向けた対応がなされていることは大いに評価できます。老朽化していた出張所の建替えをし、津波被害による影響が懸念されていた海浜沿いの消防本部も内陸部に移転し、それにともない消防無線機器のデジタル化も実現します。緊急時における相互通信の拡充や津波避難路の整備等、現実に則した対策が着実に推進されることを期待します。
また今後は、充実してきた情報発信ツールをどう駆使していくのかにも注視していきたいと考えています。
○子育てしやすいまち鎌倉に
待機児童は増加の一途を辿っています。潜在的な待機児童を含めるとその数は300名以上とも言われており、具体的な緊急対応が求められています。そこでこども園の移行幼稚園を募ったり、家庭的保育委託、いわゆる保育ママの増員等速やかな対応を求めました。また、就学児童の放課後の過ごし方も鎌倉市においては大きな課題の一つであります。就学児童の放課後の居場所の一つである学童においても待機児童が存在している状況です。ライフスタイルの多様化によって子どもが育つ環境も変化しています。これからは従来のシステムに当てはめていくだけでなく、新しい発想やNPOとの連携なども含めて、子どもの放課後の過ごし方、在り方自体を見直す時だと考えています。
○民間との協同を
公共施設はその老朽化に伴い、複合化させながら再編整備をし、施設建設費や維持管理費の経費縮減を目指すことを促進すべきです。また公共施設においてはサービスの質を維持向上させ、行政コストの削減につなげるため、その有効的かつ合理的な行政手法の一つとして民間の力を積極的に活用していくことを求めました。
○給与体系の見直しを
職員給与平均7・7%(効果額8億7100万円)の暫定削減は7月末で終了となります。しかし依然鎌倉市の財政は厳しい状況にあり、官民是正のためにも、暫定ではなく根本からの見直しを進めることを求めました。