2015年04月13日(月)23:14 著者:永田まりな
カテゴリ:今日の出来事
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県議選鎌倉市選挙区(定数2)は、現職2人以外に立候補の届け出がなく、鎌倉市では国政選挙、地方選すべてを通じて戦後初となる無投票当選が決まりました。
全国でも、無投票当選は前回の410人を大きく上回る501名となり、総定数に占める割合は過去最も高い21.9%となりました。
総定数2284を改選する道府県議会選挙には3273名が立候補し、これは過去最小の数字で、平均競争率は前回の1.48倍から1.43倍に下がりました。
なお、女性候補の割合は過去最高となる11.6%で前回の10.0%をやや上待ったものの、その数字の低さは無投票の増加とともに先進国日本の深刻な課題なのではないでしょうか。
また、県知事選では現職の黒岩候補が219万5764票を獲得し、岡本候補の66万5751票を大きく上回って再選を果たしました。
投票率は過去最低の40.72%。これまで過去最低であった1991年の45.17%を大幅に下回る数字となりました。
なお、鎌倉市の投票率は30.09%。前回が45.11%であり、これもまた低い数字となりました。
県議選が無投票となったことによる影響はあると思いますが
神奈川県下でも国政選挙の投票率の高い鎌倉市ですが、近年は急速に政治離れが進んでいると捉えるべきなのかもしれません。
政治と選挙、日々の暮らし。
どう繋いでいくのか。
転換期を迎えているような気がしてなりません。