2015年08月28日(金)23:54 著者:永田まりな
カテゴリ:今日の出来事
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先日、福井県鯖江市に「市民主役条例」の視察に行ってきました。
市民協働をうたう条例は全国各地にありますが
鯖江市の「市民主役条例」が特殊なのは
策定段階から市民が関わり、条例のほとんどの主語が「わたし」や「わたしたち」から始ま
っている点にあります。
トップダウンで協働を市民に押しつけるのではなく
市民から行政とコミットする土壌作りに成功し
多くの市民の方が鯖江は、協働ではなく、市民が主役なんだ、と言わしめているところまで
意識に根付いているところが凄い。
この手の条例は理念条例になりがちですが
鯖江ではこの条例を基に様々な事業が派生しています。
たとえば、オープンデータ
たとえば、提案型市民主役化事業制度
話題になったJK課もその一貫なのだと思います。
街中にはこんなポスターが。
提案型市民主役化事業制度の一つ、学生による地域活性化プランコンテストのキャッチーな
ポスター。
人口も増えているとのことで活気が感じられます。
今回は行政だけでなく、実際に提案型市民主役化事業制度により事業を行っている民間2社
にもお邪魔をして色々とお話を伺いすることができ、勉強・発見がたくさんある視察になりました。
みなさん、ありがとうございました!!
余談…予定にはなかったのに、民間の方から私が視察に来ていることを知った牧野市長が顔を
だしてくださいました。
とても気さくで、少しの時間に市民の皆さんと意見交換をしながら、話をされていて、こうい
うところが市民の皆さんの信頼を勝ち得るところなんだろうな~と、感じました。
ありがとうございました!!