2016年06月01日(水)20:58 著者:永田まりな
カテゴリ:活動
タグ:永田まりな/鎌倉市/鎌倉市議会/
職員・議員研修に参加しました。
今回のテーマは
「地域から考える男女共同参画社会の現在と近未来の課題」
お茶の水女子大学の石井クンツ昌子先生を講師お招きしての開催となりました。
日頃より女性のライフプランニングやキャリア形成、就労支援などの取り組みについて政策勉強しているわたしにとっては非常に興味深い研修内容で、とても楽しみにしていました。
いつも繰り返し申していますが
私の男女共同参画は
「選べる自由がある」
ことです。
つまり、男性も女性もそれぞれが自由に己の生き方を決めることができる、選択肢が用意されている状態のことを意味しています。
女性の社会での活躍を促進する
女性活躍推進法が4月に施行となったばかりですが
その推進法が活かされる土壌は今の日本にはまだ無いと言っても過言ではないと思います。
例えば、保育園問題
例えば、男性の育児休業取得率の低さ
例えば、就労時間
整えるべき課題は山積している状況ですが
一番、根深いと思われるのは
男性はこうあるべき、女性はこうあるべき、といったべき論、人々に根付いている意識、なのではないでしょうか。
少し前の時代より今は格段にその意識は薄くなっているとは思いますが
先生のお話の中にあった「ジェンダー・トラッキング」、つまり無意識のうちにそう誘導されている、この無意識の意識が一番の課題だと私は考えています。
イクメン・草食男子・肉食女子・キャリアウーマン・・
こういった言葉は「ジェンダー・トラッキング」があるがゆえに生まれた言葉の数々です。
新の男女共同参画とは何か。
そして何を行政はすべきなのか。
答えはひとつではありませんが、わたしはわたしなりの提案をし続けていきたいと思います。