神奈川県議会議員 永田まりな Marina Nagata

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9月議会閉会

2017年09月29日(金)23:58 著者:永田まりな
カテゴリ:活動
タグ:永田まりな/鎌倉市議会/鎌倉市議会議員/9月議会/

9月議会が閉会しました。
観光厚生常任委員会でも多くの時間をかけて議論されてきた
議会議案第55号
「私たちのまち鎌倉のことに関心を持ち、自分たちでより良くしていこうという思いを共有して行動するための条例の制定について」が観光厚生常任委員会に続いて本会議でも否決されました。
制定過程のシンポジウムなどにも参加をし、多くの市民の方々が目を輝かせて議論している姿
また、検討委員会の委員の皆様の情熱を感じていただけに非常に残念です。

もちろん私たち会派は賛成をいたしましたので
以下、鎌夢会の賛成討論を記載しましす。

◆議会議案第55号
「私たちのまち鎌倉のことに関心を持ち、自分たちでより良くしていこうという思いを共有して行動するための条例の制定について」賛成討論◆

ただいま議題となりました議会議案第55号
「私たちのまち鎌倉のことに関心を持ち、自分たちでより良くしていこうという思いを共有して行動するための条例の制定について」
鎌倉夢プロジェクトの会を代表し、賛成の立場で討論に参加いたします。

 条例を制定するにあたり、これまで検討会を18回開催し、市民意見聴取を5回、職員意見聴取4回、庁内会議7回などを行い、議論を重ね取り組んできた経過があります。

 検討会の委員の知恵や意見、パブリックコメントなどを結集した、この条例を本市のNPO施策の基礎として、具体的な施策の実施につなげていきたいと行政として捉えており、また直近で行われた市民活動フェスティバルのパネルディスカッションでは、この条例に期待することとして、市民のパネリストから、「市民活動に関わり、まちを良くしていく人材を増やしたい」「市民活動には、専門知識やノウハウが欠けているので、それをバックアップしてもらう道筋にしたい」「条例をつかって何かをやるきっかけにしたい」などの意見があがっていたとのことです。

 市民活動は様々な形で変化しており、この条例が本市の市民活動の理念を定めるとともに、指針を定めるための仕組みを定めるものと理解しております。条例に基づく審議会においては市民の方々が入ったなかで一緒に議論され、市民活動の支援が効果的に行っていけるように環境整備していくことを努めていただきたいと思います。

 そして、この条例が可決され、互いに協力し合う鎌倉のまちを創っていけることを強く求め討論を終わります。

◆議案第47号平成28年度一般会計歳入歳出決算の認定について他6議案への賛成討論◆

議案第47号平成28年度一般会計歳入歳出決算の認定について他6議案に対し、鎌倉夢プロジェクトの会を代表し、全ての議案に賛成の立場で討論に参加致します。

ここ数年財政が厳しい状況が続き、総合計画の主要事業すら仕上がらない状況でありました。そうした状況を打開すべく、職員給与の構造改革に着手したり、抱括予算制度を導入したりと、様々な手立てを講じて参りました。

その甲斐あって、財政状況 は、平成28年度の決算にて検証させて頂きましたが、飛躍的に改善されている事が確認出来ました。

しかし、今後、市役所本庁舎の建て替え事業やゴミ処理施設の建設事業、小中学校の建て替え事業等に加え老朽化したインフラ整備に相当な費用が掛かる事が見込まれ、未だ未だ財政的に予断を許さない状況は、続いて行きます。

そこで、抱括予算制度に関し、意見を申し上げておきたいと思います。

抱括予算制度は、各部に予算を配当し各部で予算編成を行う中で、職員一人一人が自ら考え行動する事を一つの目的としています。職員がコスト意識や事務改善する意識を持って取り組む事で、各部の創意工夫を誘発し、新たな事業を実施するような効果を期待しております。

そうした取組を後押しするのが、財政効果のある取組をした事業に対するインセンティブ配当であります。代表的な事業は、各町内会、自治会の街路灯をLED化したエコス事業であります。その財政効果は10年以上続きその額は数億円にもなります。

このインセンティブ申請は抱括予算制度を導入して、2年間は様々に取り組まれておりましたが、残念ながら平成28年度にインセンティブ申請された事業は、1件もありませんでした。

制度自体は、当初インセンティブが認められてから2年後に予算配当されるとしていたものを予算編成の段階でも十分な財政効果が認められれば、直ちに配当を活用出来る制度となり使い勝手は、格段に良くなりました。しかし、申請がなくては宝の持ち腐れであります。

まずは、職員一人一人が、毎年、事務事業の改善を最低一件は提案する習慣を付ける所から始まるのではないでしょうか。その後には、インセンティブの配当金をストックして予算規模の大きな事業へも活用出来るようにしたり、AIやドローン等、新しい技術に対しも積極的に取組、福祉バウチャー制度等と組み合わせて、市民サービスの向上を測りながら財政効果をも生み出して行くような取り組みをして行くべきであります。

今回は、この一点に絞り込み意見を申し上げましたが、決算審査中申し上げました様々な意見に付きましても今後の行政運営にご活用賜れば幸いです。

以上で、討論を終わります。


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神奈川県議会議員 永田まりな

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初めまして! 鎌倉生まれ鎌倉育ちの永田まりなです。日々鎌倉で過ごして感じること、思うこと、これからのこと、そしてプライベートのことも… 少しずつ綴っていきますのでお付き合いください。
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